聖ジャイルズ大聖堂(St. Giles' Cathedral )
聖ジャイルズ大聖堂は王冠を頂いたような高い塔をもち、正面の広場には立像が置かれ、後方の入口屋根にも小さな立像がある。内部は採光が悪くて薄暗く、わずかにキリストなどの絵が細かく描かれた美しいステンドガラスの窓からの光がもれてくるのみ。その中央奥には祭壇が置かれ、静寂と荘厳な雰囲気が流れている。この教会のもともとの建物は、すでに9世紀の昔には存在していたそうだが、現在の建物は14〜15世紀にかけて建てられたものだという。

荘重さがただよう聖ジャイルズ大聖堂

中央祭壇

キリストの絵が描かれた美しいステンドガラス

窓にはすべてこのようなステンドガラスが・・・
ホリルード公園〜宮殿を経てカールトン・ヒルへ
ここからお城の方へ引き返して観光バスの停留所に戻る。しばらく待って乗車すると、バスは大聖堂の手前の交差点から南に入り、その地域をぐるりと回りながら再びロイヤル・マイルの通りに出る。そしてしばらく走ると再度南へそれて進み、ホリルード公園へ向かう。この公園の一角には異様に目立つテント張りのような白い建物がある。これがダイナミック・アースと呼ばれるアトラクション施設で、タイムマシーンに乗って45億年前の地球誕生に立ち会うことができるのだそうだ。

ダイナミック・アースの建物。背後の丘はアーサーズ・シート。

この辺り一帯はホリルード公園になっている。右手の山はアーサーズ・シート。
そして、この建物の背後に見える小高いヒル(253m)がアーサーズ・シート(Arthur's
Seat)と呼ばれる古い火山の一部分だそうで、ここからの眺望はなかなかの絶景だそうだ。残念ながらここは素通りし、車窓からの眺めだけにする。このヒルの麓一帯がホリルード公園になっており、ここのQueens Driveを北に少し走り進むとホリルードハウス宮殿(Palace of Holyroodhouse)に至る。前述したように、生憎とロイヤルファミリーが滞在中とのことで宮殿の見学はできない。ということで、ここも車上からちらりと様子を垣間見るだけで素通りとする。

ホリルードハウス宮殿が見える

同 上
カールトン・ヒル(Calton Hill)
バスはRegent Roadに出るとウェーバリー駅の方向に進んで行く。その手前にカールトン・ヒルがあるのでここで下車し、最後の観光にしたい。そこで、ドライバーにその旨を告げ、最寄りのストップで降りたいから知らせてくれと頼む。間もなくバスはストップし、「ここで降りて、あの向こうの階段を上って行くといいですよ。」と教えてくれる。
礼を述べて下車すると、少し前方に歩いて右側に見える細い階段を上って行く。ここを上りあがればカールトン・ヒルに出る。ここはウェーバリー駅から通りに上って東に500mほどの距離にある小高い丘である。前述したように、この丘では毎年8月にエディンバラ・フェスティバルが行われる場所でもある。人影のない階段を一人上って行く。人の気配がないので、やや物騒な感じである。間もなくすると、やっと下りて来る人と出会う。
丘に上りあがると、その正面には17世紀初頭に建てられたというネルソン記念碑(海軍提督ネルソンのトラファルガーの戦いにおける勝利と死に敬意を表す記念碑)がにょっきりと現れる。それほど高くはない丘の頂上に出ると、そこから旧市街や新市街のパノラマ風景が眺望でき、また遠く北海まで見渡せる。左手遠くには岩山にそびえるエジンバラ城や大聖堂の尖塔などが眺められる。

ネルソン記念碑の塔
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