

| <12月22日 ケニヤ7日目> 朝、6時半ちょい前に起きる。ゲームドライブに出る前にカメラとフィルムのチェック。今回は、一眼レフとデジカメとフィルムを40本持ってきていた。フィルムも結構増えてくると現像に出してから、順番とか場所が分からなくなるので、フィルムには連番を付していた。フィルムケースに油性マジックで0から番号をふっていってた。これなら安心と、ちょっとした工夫であったが結構気に入っていた。 ただ、フィルムケースって当然まとめて保管するのでフィルムケース同士の摩擦でマジックが薄くなるので、毎晩のようにマジックで番号を書き直していた。そして、この時までにナンバー5まで撮っていた。ところが、ナンバー6が見当たらない。どうやら昨日の車内かどこかで無くしたみたいだ。一応車の中も朝出発前に探したがなかった。結局見つからなかったが、未使用のものだったので助かった。さすがに、ライオンやレオパードを撮ってたフィルムだと泣くに泣けない。フィルムの管理はしっかりしなきゃいけない。 気を取り直して6時半過ぎにモーニングサファリに出る。みんな疲れているのか、大人なのか、サファリカーをオープントップにしているにもかかわらず、立ち上がってきょろきょろしているのは自分一人。ディックディックなどの小型シカ系草食動物(と自分は呼んでいた。これらをいちいち区別して覚えていたら大変なのでひとまとめに、シカ系と)や象ばかりで、なかなか肉食動物は出てきてくれない。 そんな中30分くらい走っていたら、前方に止まっているサファリカー発見!!! そうそう、大体こういうパターンは肉食動物がいるのだ。そう簡単にはお目にかかれないので、どのサファリカーでも素通りすることはまずない。近づいてみたら、チータが2匹ずつ4匹いた。今日こそは肉食獣のハンティングシーンをと思ってたので、動け動けと念じていたが、まったくチータの方には動く気配なし。ごろっと横になってまどろんでいると言った感じ。 マサイマラでもそうだったが、チータのあの脚の速さをこの目で見るのは相当至難の業かもしれない。もっとも、もし走ったとしてもすぐに息が切れるらしいから、走る直前に気づいていないと難しいであろう。でも、見たかったなぁ。。。。。まぁあれが彼らの日常なのだろうけど、見ていてうーっ、もう少しあっちの方に移動したらシカ系草食動物がいるのになぁと何度思ったことか。 チータの次に見たのはライオンのメスだった。しかも1頭。ちょっと獲物を探している雰囲気があったので、みんなで期待して見ていたが、歩いているうちにその気がなくなったようだ。草むらの中に入って横たわってしまった。もちろん、食われる方はたまったものではないから注意しているのだろうけど、そうは言っても、動物である以上食べないと生きていけないのだから、ハンティングシーンが見れてもなぁと思うのだが、一体全体野生の肉食獣はどの位の頻度でハンティングをしているのであろう? たまに、野生動物のビデオなんかを見るものの、言われてみればそういったことを教えてくれるものはない。 9時過ぎにキャンプサイトへ戻ったが、その前に近くのロッジに泊まっている二人がいたので、先に彼らをおろしてから戻った。 キャンプサイトに戻るとまずは、朝食。そのあと、先ほどの2人が泊まっていたサンブルロッジ(確か.)のプールに入ったり、バーに行けるということで、キャンプしていた我々4人はロッジに行った。歩いて10分弱ぐらいの距離であった。自分とOrenはプールに入りたいので300Ksh払ってプールへ行った。実は、サンブルではシャワーが遠かったので面倒で、自分もOrenも昨夜シャワーは浴びなかったのだ。そう、シャワー代わりという意味もあった。 周りのメンバーには、11月にタイへ行って海で耳をおかしくしたと言っておきながら、てっきりそのことは忘れていた。日本では、毎週医者に通っていたのだ。そして、医者には水には入らないようにと言われていたにもかかわらず、やってしまった。ついつい暑かったので気持ちよくプールに入って泳いでしまった。Orenにあれ、SHI-GE、耳が悪かったんじゃない? と言われて思い出した。やばい、そういえば、、、、既に遅かった。 それ以後は、顔は水につけなかったが、心配になってタオルの4隅をねじりながら耳の中へ入れると、なんかどろっとした分泌物が出てくる。一向に取り終わる気配がなかったので、諦めてテントに戻ってから綿棒で取ることにした。しかし、プールは大きさこそ小さいが、なかなかサバンナの中にこんな所があるなんてと言うぐらいきれいで、しかもプールサイドのベッドが気持ち良かった。 本を読みながらうとうとしてたら、あっという間にお昼。我々は当然、ロッジに泊まってるわけではないので、お昼にはキャンプサイトへ戻った。例によりスタッフが作ってくれたご飯を食べ、トランプをして夕方まで過ごす。 テントに戻って荷物の中から綿棒を探したが、無かった。なんともまぁ、旅行に持ってくるように100本入りのを買っておいたのにそっくり忘れてきたらしい。しょうがなく、耳はそのままほっておいた。そのうち綿棒手に入れようと言う程度に考えていたのだが、このサバンナの中で綿棒なんぞ売ってる所はあるわけなかった。 夕方4時くらいにゲームドライブへ向かう。相変わらず立ち上がってきょろきょろしているのは、自分だけであったが、その方がさほど背の高くない自分としては見晴らしが良くてよかった。動物が、特に肉食獣が見れるのが一番であるが、やはりあの景色も捨てがたい。 ワニ、象の群れと見て、次に登場したのは、レオパードだった。すでに他のサファリカーが近づいており、中にのっている人たちが木の上を見上げているのでレオパードなんだとすぐに分かった。木の幹に脚をぶらぁーんとさせて遠くを見ていた。 と、そこで10分もしないぐらいであろうか? 隣のサファリカーに乗っている人が、あれ、ライオン? みたいなことを言うのでライオン好きの自分はもちろんのこと、他のメンバーも彼女の向いている方へといっせいに向く。っと、なんと、ライオン!ではなく、レオパードだった、しかも、口にインパラを咥えている。おぉ、なっ、なっ何とハンティングの直後ではないか!!! 食べられるインパラには申し訳ないが、やはり興奮した。周りのメンバーももう興奮して皆がみんな発狂状態であった。おそらく、自分もめちゃめちゃ騒いでいたと思うが、あまりに興奮していて良くは覚えていない。とにかくじっと見ていて、すぐにカメラを手にとり構えた。すぐ取ろうとしたが、ブッシュに隠れてなかなか撮れない。そうこうしているうちに当のレオパードはインパラを咥えたまま自分の根城としているのであろう木に登り始めた。まさにシャッターチャンス!!! 今回一眼レフを使うのが初めてだったので、念のためにいいショットは必ず2枚から3枚以上は取るようにしていた。ピンぼけ等の失敗の可能性を考え、せめて2、3枚取れば1枚ぐらいはまともなショットが取れるだろうと思ったからだ。念のために木に登っている瞬間は3枚撮っていた。これが正解であった。初めの2枚は少しぼやっとしていたが、最後の一枚ははっきり、くっきり写っていた。 その後、そのレオパードは幹にインパラを引っ掛け、さらにその上の幹にのってくつろいでいた。ドライバーの話によると、レオパードはシャイなため、人前では食べずに夜一人になって食べるらしい。一方はじめに我々が見ていたレオパードは羨ましそうにハンティング直後のレオパードを眺めていた。 しばらくして移動したら、すぐに再び倒れている木の上に3匹目のレオパードを発見!!! しぐさがすごくかわいい。じーっと見ていたらおもむろに立ち上がって少し小走りに走りながら移動を始めた。その方向を見ると、インパラかガゼルか、いわゆるシカ系の草食動物がいた。おぉーっとみんな興奮した。今度はハンティングが見れるかも?! 興奮と期待が入り混じりながら、レオパードの後をゆっくりと我々は追った。 ドライバーが、レオパードは木の上から獲物を探すので、チータに比べてか、草食動物に対してか分からないのが有利らしい。その上、ハンティングが上手と言ってたので、頼む! 頼む、頼むからハンティングを成功させてくれ! と祈って数分追いかけたが、もうちょいというところでシカ系に気付かれて逃げられてしまった。その後も、きょろきょろしていたが、どうも他に草食動物がいなそうなので、我々も移動を始めた。 あまりにレオパードの印象が強かったため、その後は草食動物はそれなりに見たと思うがあまり印象には残ってない。せいぜい、帰りのまさに途中でメスライオンを見たぐらいだ。ファミリーで見たかったが、朝もそうだが、またまたメスライオン1匹のみ。しかも、時間も6時過ぎてたせいか余りゆっくり見ずに、ドライバーは運転を始めてしまった。 そして、再びキャンプサイトへ。夕飯を食べて、またまたトランプ。サバンナの夜ははっきり言って何もやることがなく、暇である。今回このメンバーで動いてよかったと思う。みんな明るく陽気なのでトランプをしていても面白い。たまたまであるが、自分がQのカードを数枚出す時があって、その際に“I LOVE QUEEN!”といってカードを出したら、オーストラリア出身のライアンが教えてくれた。SHI-GE、イギリスで “I LOVE QUEEN!”と言ったら、それは自分はゲイだということを示してるんだよと。へぇーと驚くと同時に、やっぱ英語は日本でやってるだけではスラングは難しいなと改めて痛感した。そもそも、英語の教材にはそういった内容のスラングは含まれていない。しかし、この手のスラングを知ることは面白い。 ただ、残念だったのは、珍しくキャンプサイトにアメリカ人が来ていたのだが(今回テロの影響もあって、日本人だけでなくまさにテロの当事国アメリカからは人が来てなかった)、話を聞くと、彼はエジプトで働いているとのこと。なるほどね。それじゃ、平気なわけだ。 ケニアの次はエジプトだから、ちょっとエジプト情報でも聞いておこうと思ってたのに、彼らはファミリーで来てたらしく、一緒には遊ばなかったので、その後はなす機会は無いままに別れてしまった。相変わらず、トランプの方は最後に負けた人が翌日一日サンタの帽子をかぶるというルールでやっていたが、何とか今日も自分はセーフ。何時ごろだろうか? 多分、11時過ぎには寝ていたと思う。 |