<4日目>


昨日の雨が嘘のようにいいお天気になった。朝食後ホテルの周りを散歩してみると、スーパーマーケットを発見! もちろん入る。


ここは24時間営業でカードが使えて袋も無料でくれる。サンクトぺテルブルクのスーパーマーケットと比べると、少々値段は高めではあるが、品揃えが豊富だ。(キッコーマンの醤油アリ)お酒も大量に売っているので、好きな人にはおすすめ。


宿泊先のウクライナホテルは非常に大きな建物で、かなり離れた場所からでないと全景を見ることができない。






ウクライナ ホテル










このような高層建築はスターリン様式と呼ばれ、モスクワ市内に7つ建てられた。


ホテルの部屋はめずらしく板敷きで、天井の高さやドアの大きさは、日本の1.5倍〜2倍くらいはあろうか。しかし、ベッドは意外に狭く小さい。大柄な人はどうするんだろう?


午前中は、クレムリンと赤の広場を観光。クレムリン内には複数の聖堂、宮殿、そして大統領府がある。周囲が急に騒がしくなったと思ったら、プーチン大統領がちょうど大統領府に入ったところだった。(姿は見ることはできず。残念!)






クレムリン内の大統領府
(右の黄色い建物)










赤の広場はレーニン廟を中心に、かなりの範囲が立ち入り禁止となっている。赤と黒の石でできたレーニン廟は、ソ連時代には演説台として使われていた。ソ連の書記長が演説をしている映像は、今でも強く印象に残っている。レーニン廟の側にはスターリン廟があり、観光客が長い列を作っていた。






レーニン廟
(手前の低い建物)










赤の広場のすぐ側には、有名な聖ワシリー聖堂が建っている。タマネギ型の屋根が特徴的で、今は博物館として使われている。残念ながら修理中で、完全な状態で見ることができなかった。冬が厳しいロシアでは、夏は工事のシーズンなのである。






聖ワシリー聖堂












昼食後は、地下鉄の乗車体験をした。エスカレーターの速さと長さは一度体験する価値がある。(日本の1.5〜2倍は速いと思われる。)おまけにエスカレーターは木でできていて、隙間から歯車が見える。下手なジェットコースターより怖い。


そして地下鉄がまたすごい。ドアが開いてから閉まるまでの間隔が短く、「ビシャッッッッ!!!」とまるで親の敵でも取るかのようだ。ドアが閉まったらすぐに発車。日本のように徐々にスピードを上げるようなことはせず、一気に加速! 加速!!


駅間の距離は長くないため、急発進・急ブレーキを繰り返しているような感じだ。乗客は乗り遅れまいと一丸となって入口に詰め掛ける。こんな状態で、怪我人はでないのだろうか? 一緒のツアーの2〜3人は、周りの勢いに負けて乗り損ねてしまった。ちなみに駅構内は、美しい装飾が施されているのでそれも必見である。


下車後、アルバート通りを45分だけ自由散策した。露店がたくさん出ており、とてもじゃないが時間が足りない。同じ品物でも、店によって値段が違うので、じっくり吟味することをおすすめする。妹がマトリョーシュカを買うべく、店の兄ちゃんとしゃがみこんで交渉していた。


マトリョーシュカの値段は、大きさや数、装飾などで違ってくる。小さい人形(米粒二つ分位)が入っていると高い。同じ値段でも、かわいい顔をしているのとそうでないものがあるので、いろいろ見比べて気に入ったものを買うと良いと思う。妹が買おうとしていたマトリョーシュカは、プーチン大統領からピョートル大帝までのロシア歴代権力者シリーズで、定価(?)は16ドル。


あっという間に妹は16ドルを12ドルまで値切っていた。買うのかなと思いきや、「トゥー エクスペンシブ。」とあっさり言い放ち店を後にしようとした。そうしたらなんと、10ドルにまで値下がりしたではないか! そのまま10ドルで買ったのだが、「本当は8ドルまで下げたかったんだけど、時間も無いししょうがないね。」とは我が妹ながら恐るべし。


夜はボリショイ劇場でオペラ「賭博師」を鑑賞。劇場付近は大勢の人で賑わい、ダフ屋も出没していた。劇場内の装飾は赤と金で統一されており、とても豪華だ。席は前から6列目のほぼ正面で、とても見やすい位置。お客のほとんどは観光客のようだ。


歌は全てロシア語だったが、劇場のパンフレットを買うと日本語で書かれたあらすじをくれるので、それで話の流れは大体分かる。


休憩時間にはオーケストラピットをのぞいてみた。意外と広く、ハープを2台置いても多少の余裕がありそうだった。ほとんどの楽団員が楽器を席に置きっぱなしにしているので、いろいろな種類の楽器を見ることができて楽しい。一度でいいからこんな所で演奏してみたいものだ。


建物内の写真撮影は禁止だが、あちこちでフラッシュが光っていて従業員も特にとがめることもなかった。添乗員さんの話によると、ボリショイ劇場は民主化の波に上手く乗ることができず、経営状態があまりよくないらしい。素晴らしい歌手やダンサーを輩出しつづけた伝統のある劇場だ。これからもずっと存続し続けてほしいと思う。


部屋には10時ごろ帰ることができた。明日のために、早めに眠ることにした。


気がつくと日程の半分が終了。帰りたくな〜い!!。


(次ページは「モスクワ市内観光・一般家庭訪問編」です。どうぞ、お楽しみを・・・)