no.6
6日目(7/17)
江沢民首相と同じホテルに泊まった朝は、まず新聞のトップを見て納得した。住民や馬に囲まれてニッコリする彼の笑顔が飛び込んで来た。「ЭHЭЭДЭP」と言うロシア語の新聞からの引用写真である。

7/17 朝刊一面
30分かかる空港へ。入国時のバウチャーカードと出国時のと2枚提出する。8:00出発のOM129便、今日はロシアのイルクーツクに向かう。初めて来たこの空港・・・これだけ広いし、どこにでも空港が幾つも出来てしまいそうな環境だが、ここは思いのほか気流が難しく、世界の空港の中でも閉鎖率の高い場所らしい。 江沢民氏の特別機が彼方に横たわっている。警備のクルマが見張っていた。

モンゴルの空港
向こうの飛行機は江沢民氏特別機
エア・モンゴルのイルクーツク行きは48人乗りのごく小型。金属の階段をカタンカタンと登って乗り込む。搭乗券にはシート番号があるのに、座席には無い。(笑)テキトーに座るが、座席ピッチが狭く、私でさえヒザが前の座席に付いてしまう。身長のある男性などは困り果てていた。隣りの巨大モンゴル男もニガ笑いしていた。機材は古く、ホントに飛ぶか?と言う感じだったが、快音と共に浮いた。

MIAT
エア・モンゴル
これからロシアへ
するとすぐに、満面笑顔至極温厚と言った感じのパーサーが機内食を運んで来た。1.5時間のフライトでもちゃぁ〜んと出すからネ!と言った自信の笑顔とともに、客が狭くて困ろうともボクら知らないからネ〜!と、顔に描いてあるようだった。トレイを置くテーブルも無し。ヒザに置いて食べていると、飲み物如何?・・・何だか忙しくて手が3本欲しかった。お陰で1.5時間はすぐに経ち、眼下にはバイカル湖が光っていた。9:45 イルクーツクに到着した。

ロシア・イルクーツクの空港
やはりロシアであった。たったこれだけの人員の入国手続きに3時間もかかったのだ。暑い締めきった部屋で・・・疲れが増す。しかし、やっと出られたイルクーツクの街は、何と潤いのある美しさだろう。モンゴルよりは、伝統あるたたずまい、大きな並木、スタイルのいい女性たち。地理的にはほんの僅かな違いなのに、この環境の差には驚く。ロシア正教会の玉ねぎ屋根が方々に見える。アンガラ河がゆったり流れる。

イルクーツク
ロシア正教会の玉ネギ屋根が方々にある

アンガラ川
ロシア正教会の一つを訪れた。今まで見て来たチベット仏教のカラフルな仏像から大幅に変わり、数々の荘厳なイコンが掲げられ、賛美歌の合う風景になった。昼食はロシア名物のツボ入り水ギョーザで大変美味しいものだった。その後、ズナメンスキー修道院や国立博物館に行った。

国立博物館
ホテルにて夕食後、銀行員が出向いてくれて両替をした。1ドル=24ルーブルだった。ホテルは、バイカル・ビジネスセンター。民間のホテルとは違うが、各国からの出張者が利用する宿泊設備のようだ。以前からあるインツーリストホテルはもはや古く、水周りに欠陥があったり、ダメージが多いからとのこと。
遅くまで明るく、暇なのでRさんと散策に出た。近くには市電が走っていて、赤い2輌の小さな電車だった。付近にはアパートが多い。草花がアチコチに競うように咲いている。ハコヤナギの木が多く、6月頃には綿毛が一面に舞ったのだろう、その名残が根元に見られた。シーナ氏はこの綿毛のことを「アンガラ河で花吹雪だった」と書いていた。
ロシアに来て日没はいよいよ遅く 何と22:00だった。さらに23時頃まで明るく、寝付きが悪い。

イルクーツク
ホテルから20分のところ
今、PM9:00 まだこんなに明るい!
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